『スポーツキッズの水分補給を考える!』すぽーつ麦茶座談会企画
スポーツママ×コーチ×すくすくトレーナー 小澤康祐
自身も14年間の野球歴を持ち、すくすくトレーナーとして子供たちの姿勢改善や運動能力の向上を目指しています!
中学2年生の息子さんは硬式野球クラブチームのピッチャー!食事や体調管理について、インターネットや本などで調べています。
コーチ歴は、リトルリーグ、リトルシニアリーグを経て、現在相模原ヤングアスレティックスに在籍し、6年のコーチ歴を持つ
野球の練習中、水分補給で気をつけていることはなんですか?
コーチ
こまめに水分補給ができるよう心がけています。
小澤さん
具体的にはどのようにされていますか?
コーチ
うちのチームでは、水分補給のタイミングは特に決めていません。その代わり、子供たちが飲みたくなったタイミングで自己申告してもらっています。アットホームな雰囲気なので、水分補給を言い出しにくいということもなく、子供たちは必要なときに水分を補給できているようです。というのも、うちは少人数のチームなので、練習中も待ち時間などなく、常にみんなが動いている状態。他と比べても運動量は少なくありませんが、水分不足で倒れた子はまだいません。
渡辺さん
また、内野と外野で水分補給のしやすさに差がつかないよう、ジャグのおき場所を入れ替えるなどして、練習をとめることなくスムーズに水分補給ができるように工夫もしています。
小澤さん
練習メニューひとつひとつの時間はどれくらいですか?
コーチ
練習メニューは、30分程度のアップからはじめ、キャッチ、トス、マシーンなどを午前中いっぱい行います。
小澤さん
というと、1時間以内にはメニューの区切りがついて、水分補給ができるようなイメージでしょうか。
僕は、指導に熱が入ると、水分補給を指示するタイミングを忘れてしまうことがあるので、そういうときには、子供から自己申告してくれる方法だと助かりますね(笑)
コーチ
そうなんです(笑)
小澤さん
飲み物はどのようなものを用意されているのでしょうか?
渡邉さん
練習中いつでも飲めるように、常温のお茶とお水をジャグで用意してあります。また休憩所に備え付けの冷蔵庫と氷が自由に使えるので、子供たちが持ってきた飲み物を好きな状態で飲むことができるようになっています。
小澤さん
子供たちはどんな飲み物を好むのでしょうか?
渡邉さん
スポーツドリンクだと甘くて余計にノドが乾くということで、うちの子は麦茶派。同じように感じている子供は多いように思います。
母的にもスポーツドリンクはジャグに入れると匂いがついてしまって後が大変なので、お茶だと助かります(笑)
小澤さん
お母様としては、栄養補給のことを考えてというよりは、お子さんの好みにあわせて持たせる飲み物を選んでいるケースが多いのでしょうか?
渡邉さん
そうだと思います。
コーチ
前のチームの時にはお茶と一緒に味塩をなめる、なんていうこともしていましたが、あまり評判がよくありませんでした(笑)
渡邉さん
水、お茶、スポーツドリンクのほか、水にハチミツレモンを入れた飲み物なんかを用意することもあります。また、スポーツドリンクといっても、中でかなり好みがわかれますね!ペットボトルを好む子、粉末派、粉末の溶かし方にしても、薄いのがいいとか、濃いほうがいいとか(笑)
小澤さん
練習中の飲み物は、温度にもこだわってらっしゃいますか?
渡邉さん
あまり冷たいものを飲ませると、おなかを壊してご飯も一緒に下してしまうケースも多いので、できるだけ常温で用意するようにしています。
コーチ
あと、冷たい飲み物のときは小さいコップを用意するなど、一度に大量に飲み過ぎないような工夫をしたり!
小澤さん
体温を下げるという意味では、冷たい飲み物は効果的ですが、常温の飲み物のほうが吸収面では優れていますね。
渡邉さん
休憩中くらい脱げるものは脱いで涼しく過ごしてほしいのですが、そうもいかないみたいです(笑)
なので、できるだけ水分をたくさんとって、夏の暑い時期の練習を乗り切ってほしいと思っています。